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2004年12月25日
クリスマスの出来事
街を車で走っていると、前に勤めていた会社の社長を見かけたので急いで車を下りて挨拶。彼は俺様に「びびって生きていると損をするぜ」と言って笑った。
実は前の会社を辞める時に、俺様は、とんでもない不義理を彼に対して働いているわけで、それはもはや謝った所でどうしようもない事であり、だから俺様はその 1% の部分で逃げを打ってやってきた1年間だった。だから常に逃げ場を欲したし、逆に逃げ切れないのは分かっているからその事で頭が一杯になる日だってあった。
過去の事など忘れてしまえというには、彼から教わったことはあまりにも大きい。大いなる期待を裏切ってから 500 日、ようやく気付かされる事も多いのだ。そして年の暮れが押し迫った今日、彼を突然見かけて、声をかけねば、と反射的に思った。
気にしていないはずは無い、しかし「気にしてない」と言う。最高に恥ずかしい瞬間だった。久しぶりに味わった「恥ずかしい」だった。
「何かを手に入れる明確な目標を持て。それがやりがいになる」 は俺様が好きな彼の名言のひとつ。そういや今年一年、俺様は何も目標を持たずにやってきた気がする。だから何も手に入らなかったかもしれない。仕事を上手くやって、世間を上手く渡って、何を手に入れたいのか。あいまいだから、スキマを埋められないのかもしれない。
夜、久しぶりに友と飲んだ。で、案の定女の話になって、俺様のスタンスを散々馬鹿にした挙句、お前は今年一年間何をしていたのか、来年、俺が結婚させてやると言う。厚意は拒まないが、俺様は理想が高いから多分無理だと思うぜ。
結構マルをもらえたが、自己採点では赤点を免れない気がしている今年もまもなく終了。俺様としては珍しく焦りの無い年末だが、来年は来年、気分を一新して新年を迎えようと思う。
とりあえず部屋の掃除をせねばな。
by taomasa : 2004年12月25日 06:35 : [ よもやま2004 ]