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2005年02月05日

CATVコンバーター


 最近すっかりテレビを見なくなった。なぜなら、コンテンツがつまらないからである。NHKもあまり観ない。だから受信料は払わなくてもいいんじゃねえの俺様は、とも思うが、それはさておき、ちょっと前から販売されているとあるアイテムが非常に気になっていた。CATVに加入していなくてもCATVが見える、有料チャンネルも全て見えちゃうという、いわゆるCATVコンバータである。で、ツレが入手したという情報を得たので早速そいつん家で試してみる事にした。


 これがブツだ。実売10000円ほどでヤフオクとかでよく見かけるアレだ。間違いない。箱には「本機器は研究及び実験用です」とある。誰が何の研究・実験をするというのだ。まあそれはいい。

 本体の外観。手前のCDケースと比べると、意外と小さい事が分かる。しかも軽い。開けてはいないが、きっと簡単な回路なんだろうなあ。背面には同軸の入力が一系統、出力は同軸とRCAの2系統がある。

 結構ちゃんとしたマニュアル。必要十分だ。こういう品物にありがちな、いかにもアチラの国の人が作りました的な日本語ではない。
 接続は簡単だ。TVのアンテナ入力手前にこの機器をインターセプトさせ、信号をデコードさせるわけだ。

 で、実験結果がしょっぱなの写真である。世界最強のコック、スチーブン・セガールが出演する映画の一幕が映っているが、画面の右肩には「FOX」のロゴが。結論は、ずばり、バッチシ見える。CATVの中の有料コンテンツさえも見れる。画質が劣化するのでは、とよく言われているようだが、元来のデータに余計なデータを混入してスクランブルはかけられているわけだから、余計なデータをきれいにシャットアウトしてやれば画質の劣化はないはず。エロビデオのモザイク外しとは理屈が違うのだ。そこらへんが理論的に考えられない奴には分からんらしい。実験は大成功!つう感じ。

 ちなみにこの機器は、当然だが、そもそもCATVデータが流れてきていないところでは使っても無駄だ。ツレのマンションのように、集合アンテナで、CATVのデータが来ているところなどで使える。または、CATVの契約はしているんだけれども、有料チャンネルは契約していない、なんてお宅でも使えるだろう。
 それと、これも当然だがデジタルチャンネルは見る事は出来ない。

 ただし、この機器が「研究実験用機器」であることをうたっているとおり、これを使って未契約チャンネルを視聴すると契約違反になる。イケナイコトなのである。
 お利巧な俺様は、これっぽっちの事で社会的にしかられるのはバカバカしいと感じる。皆さん、やっちゃあいけませんよ。ちゃんとCATV契約すべきです。

by taomasa : 2005年02月05日 17:13 : [ 物欲魔王のおすすめ ]

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