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2005年02月12日
情報の洪水
このところ情報の洪水に押し流されそうだ。CATVって強烈。
インターネットで日々仕事をしていると、オンデマンドという情報形態にすっかり慣れてしまって、そうでない情報、例えば見たいテレビ番組が複数同じ時間に放送されてしまうというような時、軽く混乱しちまってどうしたらいいのか分からなくなってしまう、みたいな状況が発生する。特にCATV。物凄く濃ユクて、見たいものを全部押さえたいなら一日中テレビの前に座っているしか手がない。しかしそんなこた性格的に無理なので、見れる時間にどれを選ぶか、みたいな選択になって、もうバッティングしまくりで、あーあれ見逃しちゃったのかよ、みたいな事も相まって、結局ザッピングするのも面倒くさくなって、見るのやーめた、みたいな。
しかし思うに、情報の重要度を考えると、どうでもいい情報はオンデマンド、重要なのはたいていリアルタイム情報なのである。脳の反射神経の退行は由々しき事態であると考える。オンデマンドによるアーカイブ依存生活は、コレを招く気がしてならない。オンデマンドは常に後手なのだから。
情報が押し寄せてくるのにひとつもモノに出来ない。そんなニッチモサッチモ感から逃れるように、和歌山市内の本屋巡り。欲しいものが無い時に本屋に行くと、大抵、余計な本を買って後悔してしまうわけだが、今日も、朝日ビジュアルシリーズ・週刊「司馬遼太郎・街道を行く」1-4を大人買い&北朝鮮関係ハードカバー2冊&谷川俊太郎詩集という総計5000円超の自爆買い。かつて書かれた紀行文を辿り直すといういかにもなコンセプトの写真誌を見てかるーく高知、近江、会津たび気分。
近江はマジで行きたいな。近いし。
by taomasa : 2005年02月12日 18:03 : [ よもやま200501-03 ]