The Primal Conspiracy

世界初の家庭用光学式プラネタリウム商品化
部屋に1万個の星空――光学式プラネタリウムが家庭にも（ITMedia）

　メガスターって何よ？という人は以下へ。

メガスター・ホームページ

　要するにメガスターつうのんは、世界中のどんな大きな科学館のプラネタリウムよりもたくさんの恒星を正確に投影できるプラネタリウムで（ギネスブック公認）、普通の大型プラネタリウムが投影できる恒星が数千～数万個なのに対し、メガスターは桁違いの200万個の星々を再現する。天の川を光点の集まりで表現する世界唯一のシリーズなのである。そんなにスゲーシロモノなのになんと個人製作であるというね。製作者は俺様と同い年。ガキの頃からひたすらに「自分の部屋に本物の夜空を映し出す」夢を追い求めている製作者に少し憧れの念を抱いている俺様なのである。

　で、このメガスターのホーム版・ホームスターのスペックはというと、再現できる恒星数が約一万個・・・かるーく大型プラネタリウムクラスなんである。しかもピンホール投影でなくレンズ投影。写像のクリアさもホームユースレベルを凌駕している。ちなみに肉眼で見ることができる夜空の星の数はおよそ8500個。

セガトイズ　プレスリリース

　自律日周運動はもちろん、ランダム流星再現なんていうオシャレ機能まで搭載。これが2万円。どうよこれ。

ちなみに学校の教育用ミニプラネタリウム
五藤NEX（ピンホール式1000個・42万円）

メジャーメーカー・ビクセン
スペース800 ホームプラネタリウム（ピンホール式800個・1万円）

　要するに目的とそれに適したスペックはいろいろあるわけで、おもちゃ用途なら天の川はベタ塗りでかまわないし、星座の線や絵が浮かんだほうが楽しい。実際にはほとんど見えない6.5等星を再現する必要はない、というコンセプトも正しいのだ。
　でも、普段星空を眺めている奴にとって、そういうのはやはりオモチャにしか見えないのである。熊野の山奥で見上げた星空を再現したいんだ！そういう俺様の選択肢はホームスターしかない。

　ちなみに俺様はメガスターの実演を見たことがないのだが、今ならそれを見ることができるらしい。場所は愛・地球博サテライト会場。

デ・ラ・ファンタジア
手塚治のコスモゾーンシアター　ガラスの地球を救え

　マンモスの死体とメガスターを見に、行きますか地球博。