夕方、グッピーの水替えを終えマッタリしているとskypeがコールイン。大阪の友人・辻君から初コール。聞くと、skype用受話器を安値で買ったので試してみたとの事。
液晶パネル付Skype対応のUSBフォン「G901iS」
http://www.pc-stone.net/g901is.htm
彼はインターネットラジオ黎明期から放送を続ける最古参放送局「Radio13」を主催しており圧縮音声の音質にはことさらウルサく、昔からのNetMeetingやらyahooのvoicechatやらには全く興味を示さなかったのだが、このskypeには実用の途が見えたらしい。確かに、携帯電話の音質に慣らされた鼓膜に、skypeの音質は優しい。
今回、彼が強力プッシュするskypeの携帯電話型インターフェイス、実はskypeの進歩、というか、全部ひっくるめてのインターネット音声通信の発展の鍵はそれが握っているといっても過言ではないとボクは思う。
考えてみてほしい。日本人がPCの前でインカムで電話してる姿。そりゃテレホンセンターみたいな所でならいいですよ、オフィスでそれってなんか違和感ありませんか。しかし、PCの画面を見つつ受話器を持って話してる姿は普通だ。skype入れたノートパソコンで無線LAN環境とか最強、とかいいますが、マクドナルドでインカムで話するのって、勇気いりませんか。それより受話器もって話するほうが、何か落ち着きますわな。日本人の心理なんて、そういうもんです。
しかもこの受話器型インターフェイス、本体PCのスピーカーをOFFにしててもちゃんと受話器の呼び出しが鳴ります。これも重要。殆どの人のPCのスピーカーはオフィスではOFFです。
PCででかいクライアントが立ち上がってて、それを睨みながらインカムでしか話せないという、そんなんならskypeに絶対未来はありません。
あとはクライアントの数の問題。MSNはFWの関係から問題外として、yahooでもskypeでも、みんながより多く使ってるほうがデファクトスタンダードとなります。
PCショップによく足を運ぶ方なら必ず目にしていたと思います、このskype用USBクライアント。実はボクも購入を検討しているのですが、とりあえずデザインがビビッとこないんで、買ってないんです。なんで普通の電話の形をしたクライアントが出ないんだ。「サイバー」とか、いらねっつの。
amazonで探してみたら、skype純正のも有りました。どこのメーカーか判らないようなやつなら店頭実売2000円台後半ってところですが、まあ純正でキメとく、つうのもいいかもしれませんな。
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ああ、もひとつついでに言っておきますが、FOMAのTV電話が全く発展しないのも同じ理由だと思います。全く魅力ない。