ひさしぶりの熊野古道での仕事。
前日のメシ会をノンアルコールで華麗に切り抜け、終了後そのままR42→R311のいつものコースで本宮町入り。豪雨と濃霧のなか道の駅に到着、そのまま爆睡。目覚めると雨は上がっていた。
本隊到着まで社中にて台本書き。自然保護の観点からノーアイドリングは基本である。山の中特有の湿気が車の窓を曇らせたが、それほど気にはならなかった。早朝から道の駅の手前の店が開いていたので、店のおばちゃん手作りと思しき弁当をゲット。旅の醍醐味である。
ちなみにいわゆる「弁当」はあくまでも朝一番に買うのが基本である。しかしまあこのおばちゃん弁当はいつもすぐ売れてしまうのだろう、タマゴが多用されているので判る。
午前11時本隊と合流、発心門から伏拝、熊野本宮大社までのウオークを取材。熊野古道の中ではカナリ歩きやすいコースなので助かった。
低い雲が立ち込める中を進む。雨がパラパラとしか降らなくてホントよかったよ。ボク個人的には、山道を歩くのは雨上がりが一番楽だと思う。呼吸がしやすいというか。根拠は無いけど。
また今回のコースは、NHKのドラマ「ほんまもん」の舞台になったところで見所も多く、参加者達もわいわい言いながら楽しく過ごしていたようだ。昔ラジオの番組で一般パーソナリティとして出演してもらっていた女の子とも再会した。なかなかドラマチックでした。
今回のコースのクライマックス、コスモス咲き乱れる伏拝王子。まあ鳥居は見えませんでしたが。無人販売のみかんが飛ぶように売れていた。
この後、本宮大社まで古道を踏破、渡瀬で温泉に飛び込んでフィニッシュ。温泉から出たらバケツをひっくり返したような雨だった。よかった・・・。
渡瀬で最後の収録を済ませ、ボクは単騎で新宮入り。新宮駅前のビジネスホテルにチェックインして再度温泉を堪能、いや、ビデオのチェック。仕事だ仕事。