満を持して、といいますか、まあせっかくだし、つう感じでmobabletypeのシステムをバージョンアップ。無事3.2になりました。
新規インストールとバージョンアップのパッケージが一緒になりました、って、それ一体どういう事なんですかと、結構不思議に思っていたのですが、なるほど、バージョンアップ作業もプログラミングされてるわけね。configファイルをとりあえず書き直して(ファイル名が変わってますな)、まるごとバサッと上書きアップロードして、ログインしたら自動でデータベースのアップグレードが施されて、はい完了。これまでのアップグレードに比べて非常に簡単でした。
いやね、movabletypeって、これまでは、簡単にはアップグレードできなかったんすよ、マジで。古いノンはプログラム的につっこみどころ満載でしたから改造しまくりですし、それまで上書きしちゃったりなんかして、不用意に適当にやったりすると大抵パニクる。ボクはそれがいやだったもんで、これまでは、データベースとテンプレートをテキストファイルに書き出してからクリーンインストールし直してましたもん。それが、3.1とか3.2とかでは、プラグインシステムがかなりこなれてきて、本体のスクリプト自体はそれほど改造しなくてもよくなった。これデカいね。だからごっそり上書きでもよくなったわけで。
使い勝手は今までとほとんど変わりません。システムを見回してみると、デフォルトのプラグインがかなり充実した感じ。まあCMSとしてのmovabletypeはほとんど完成しちまってる様相ですから、今後の進歩はそっち方面になってくるんでしょうな。世界中の賢い人たちがよってたかってプラグインを書いて、movabletypeでできない事をどんどんなくしていっている。いやはや、やはりエライな、オープンソースってやつは。
PS
バージョンアップは簡単だと書きましたが、やはりバックアップはとっておいたほうがいいですよ。そのほが安心して作業できるし。それから、アッパーバージョンリリース直後のバージョンアップてのは熟練者以外にはお勧めできません。今時ですから、しばらく時間を置けば日本中のブログに「アップグレード顛末記」みたいのがエントリーされますんで、それらを見つつバージョンアップするのがお勧め。ぶっちゃけ、ボクもそうです。人身御供とかとは言いませんが、ミスしがちなところはやはり多くの人がミスっていますし、それの対策法もちゃんとエントリーされます。