ボクはどうしてもニコールの「隙のない美しさ」が好きになれなかった。
映画館で見た時も、ニコールと、旬の女優・レニー、ど真ん中だけ狙って強振するジュード、この3人が織りなす教科書的悲劇にしか見えなかったのだけど。
見直して今心に焼き付いているのは、ジュードと再会を果たした瞬間のニコールの表情。なんとカワイイ。綺麗、じゃない、カタカナで、カワイイ。ニコールはこの一瞬の笑顔で、いわゆる「純愛」を表現していたのだ。
結末は賛否両論あろう。しかし、もし、ニコールとジュードは沢山子供作って幸せに暮らしました、じゃあ、さっきの笑顔が台無しになっちまう。そこはホレ、レニーの役回りだから。
コールドマウンテン コレクターズ・エディション ジュード・ロウ アンソニー・ミンゲラ ニコール・キッドマン ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2004-09-15 売り上げランキング : 11,649 Amazonで詳しく見る |