黒潮洗う熊野灘に、ホエールウオッチングの漁船を出す那智勝浦町宇久井の「南紀マリンレジャーサービス」は5 月1日から今シーズンの営業を再開する。
南紀マリンレジャーサービスは漁協経営の多角化をはかるため、一昨年からホエールウオッチングの事業を行い、昨シーズンは関西地方からのグループ客を中心におよそ1800人の乗船客で賑わった。
今年も5月1日から12月頃まで船を出すが、マッコウクジラなどのホエールウオッチングのシーズンは6月下旬までで、7月頃から12月頃まではイルカウオッチングが楽しめるほか、10月下旬まではカツオ、ハマチなどのトローリングにも挑戦できる。
ホエールウオッチングの料金は、大人(中学生以上)が6500円、6歳以上の小学生(5歳以下は乗船できない)が5000円で、運が良ければ10m〜20mのマッコウクジラが見られるうえ、途中でカツオなどの釣りが楽しめる。(運が悪くてもイルカは見られるとのこと)
乗船は予約制で、申し込みは南紀マリンレジャーサービス 07355-4-0725 まで。