ab-labo

●エイ・ビィ・ラボの情報伝達ソフト開発販売に中小企業金融公庫の新事業育成貸付決定 96/4/11


和歌山市のコンピュータソフト・システム設計会社(株)エイ・ビイ・ラボ(得津 勇社長)の情報送受信ソフト「AB-POPUP」の販売に、県下で初めて1000万円の中小企業金融公庫の新事業育成貸付が決まった。

エイ・ビイ・ラボはすでに、Windowsのネットワーク環境でポップアップメッセージを送受信するアプリケーション「AB-POPUP」を開発し、インターネット上でフリーウエアとして供給しているが、今回このアプリケーションに新たに「オートメーション機能」と「コントロール機能」を付加した新商品をも開発し販売する。

このバージョンアップにより、
※情報を送受信するためのセンターコンピュータが不要になり、情報の伝達が極めて迅速に行える。
※情報伝達のたびに送受信用のコンピュータの他の処理を中断する必要がなくなる。
※異なる機種同士のデータを自動的に処理する。
などの利点が実現できると言う。

エイ・ビイ・ラボは、新しい「AB-POPUP」の開発販売に際し、中小企業金融公庫の新事業育成貸付の認定を申請していたが、このほど県内企業としては初めて、1000万円の貸付が決まった。

この新事業育成貸付は、新しい技術の活用、特色ある財・サービスの提供などにより、新しい市場を開拓できる可能性がある中小企業を対象に、年利率3.25%で運転資金を貸し付ける制度で、平成6年以降、全国で116の企業が認定を受けている。


ホームページへ