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●インドネシアの研修生が和歌山で集団研修 96/1/22


財団法人中小企業国際人材育成事業団(略称/IMM Japan・アイムジャパン)が受け入れるインドネシア研修生15人が23日から日高郡日高町の「ポリテクノセンター日高」で集団研修を始める。

アイムジャパンは、インドネシアとの人的交流と国内中小企業の国際化をはかるため平成5年から毎年、インドネシア政府選抜の研修生を受け入れている。これまでは和歌山市のポリテクノセンター和歌山で剣士郵政を受け入れてきたが、今回初めてポリテクノセンター日高で研修を行う。

15人の研修生の職種は、建具製作3人、鉄筋施行2人、鉄工3人、機会検査3人、水産練り製品製造4人となっており、センターで1カ月間の基本研修を受けた後、近畿各県の中小企業での実地研修に出発する。実地研修の期間は最長2年間で、和歌山県内では今回3社で7人が実地研修を行う。

研修生らはインドネシアで、政府の選抜試験を受けた後、基本的な日本語の講習をうけており、個人差もあるが、おおむね日本語での日常生活はこなせると言い、労働力不足に悩む地方の中小企業にとってはわずか2年間ではあるが貴重な労働力になっている。

和歌山県内では田辺市のボタン製造業、池田化学工業が過去二度にわたり研修生を受け入れ成功している。

[問い合わせ] 財団法人 中小企業国際人材育成事業団 企画広報室
        東京都墨田区両国2-10-8 住友不動産両国ビル
        TEL 03-5600-5623


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