先進二五ヶ国の協力により経済の安定成長と発展途上国の援助促進をはかるOECDは毎年ジャパンセミナーを開催して専門分野の研究討論を行っています。
今年は「統合学習と学校から職業への移行」がテーマになりましたが、和歌山市でいま全国教育産業フェアが開かれていることから今回初めて東京を離れて今月一五日から和歌山市で開催されていす。
今回のセミナーにはOECD正規加盟国とOECDに加入していないアジアの国々あわせて二五ヶ国の教育関係者が参加し、三日目のきょうは島精機製作所のハイビジョンホールで一般公開でパネディスカッションが行われました。
きょうの会議では、筑波大学の山本真一教授をはじめオーストラリア雇用訓練省のマリー・ジェッドさん、ベルギー高等教育省のギャビー・ホステンさんらが各国の高等教育課程での職業教育の現状と課題について説明しました。
このOECDジャパンセミナーは18日も和歌山市内のホテルで開かれ、将来の職業教育のありかたについて総括討論が行われる事になっています。