和歌山市のライブハウスOLD TIMEはビデオプロダクション「和通」、インターネットプロバイダー「インフォネット」と共同で、3月27日午後8時からアマチュアバンドの演奏をインターネットを通じて生中継する。
当日は和歌山市を中心に活動を続けているアマチュアバンド、5グループが次々に出演するライブイベントを行うが、この模様を和通のカメラ2台で撮影し、インフォネットの開設するホームページに「Rial Audio｣に圧縮して64Kbpsの専用回線で送り込むことにしている。
ただし、今回は送りの回線が64Kと言うことを考えて、画像は静止画にして音質を優先させると言う。 「インフォネット」のホームページは近日中にドメインが決定して開設される事になっており、今回のイベントが終わったあとも、リアルオーディオのデータをホームページに残し公開する予定(データ量は30M程度)。また、和通は当日の模様をVTRに編集して販売する予定。
OLD TIMEは和歌山県内随一のライブハウスで、プロ、アマ入り交えて週4〜5回のライブを展開しているが、オーナー店長の松本 博さんは「これまで若いアマチュアバンドが演奏を売り込むには、演奏テープを作ってレコード会社やプロダクションを回るというやりかたが一般的であったが、今回のような取り組みが定着すれば新しいプロモートの方法になり、和歌山のバンドにも充分チャンスがある。」と話している。
一方、OLD TIMEはインデペンデントのレコードレーベル、「オールドタイム」を設立し、まもなく第一弾CDがリリースされる。
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