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●和歌山市の屋内人口スキー場「プルカ」の概要決定 95/12/11


和歌山ドーム株式会社(和歌山市吹上)が関西空港の土取り地「コスモパーク加太」に建設を計画している屋内人口スキー場の計画概要がほぼ決定した。

屋内人口スキー場「プルカ」は、バブル経済の崩壊により計画が凍結されている「コスモパーク加太(総面積260ha)」の用地の一部を有効利用して建設される世界でも類を見ない施設になる。

施設はカマボコ型のドームと600台収容の駐車場で構成され、ドームには300mのスキーコースのほか、レストラン、コースを見渡せるギャラリースペース、子供の遊戯コーナーが設けられる。

幅36mから63mのコースは、山の斜面に作られるためおよそ50mの高低差があり、急傾斜や緩傾斜のゲレンデなど微妙に傾斜が調節されているため、千葉県習志野市の人口スキー場など平地型スキー場とは「リアルさが違う」と関係者は話している。

この「プルカ」、総事業費はおよそ100億円で、96年春には着工、97年夏のオープンを目指しており、完成すれば年間40万人の来場者を見込んでいる。

和歌山マリーナシティのテーマパーク「ポルトヨーロッパ」と並んで和歌山の新名所となることは確実だが、今後、地元の合意協力と導入路の整備が必要となる。


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