和歌山市で今年春着工する人口スキー場「プルカ」の設計を請け負っている「スノーバ」(東京、大塚政尚社長)は人口予期を使ったスノーボード専用ゲレンデの建設に乗り出す。
ゲレンデは幅30メートル、長さ60メートルと小ぶりだが、去年12月に京都市内に実験的に開設した施設の人気が高かったため、全国展開に乗り出すことにした。 計画では、大手企業と組んで全国10カ所程度で地元の有力企業のFC加盟社を募集し、スノーバが設計と建設を請け負う事となる。
建設費用は5〜7億円程度で、年間6万人以上の入場者を見込み、FC加盟社の年間収入は2〜3億円になると言う。 スノーバは、92年設立、94年に通産省の新規事業法の認定を受けている。96年3月期の売上高は3億5000万円を見込んでいる。