10日から田辺市で開かれる世界観光フォーラムを前に、和歌山県と姉妹提携している中国・山東省とフランス・ピレネーオリアンタル県、それにアメリカ・フロリダ州の一行が和歌山市を訪れ、西口知事を表敬訪問した。
一行を迎えた西口知事が「今、和歌山は桜の季節を迎えています。この機会に美しい和歌山を満喫してください。」と話すと、山東省のフウ・ランカイ外事弁公室副主任は「フォーラムを通じて観光行政をへ学び、中国の観光を発展させたい。」と話し、また、フロリダのチャールズ・ランソン州国際交流委員会副会長は「姉妹提携したばかりですが、ビジネスや文化、教育など広い分野で有意義な交流をしましょう。」と話していた。
世界観光フォーラムは10日と11日の二日間、田辺市の紀南文化会館で開かれ、10日は午後O時半から、江守 徹、中村梅雀、三林京子、辰巳琢郎を迎えて、旅の今昔を考えるトークショーが行われる。
また、11日は午後O時半から「今、心の観光創生期」をテーマに、鈴木健二、ジェームス三木、稲垣哲郎、稲垣 勉がパネルディスカッションを繰り広げるほか、午後6時からは「世界の歌声」コンサートが開かれ、伍代夏子、キム・ヨンジャ、ヒビアン・チョウはじめ姉妹提携先のゲストが歌声を披露する。