大阪と和歌山の公認会計士・税理士〜島田会計グループ〜


アクセスログ解析

 

 昨年7月に当事務所もホームページを開設しましたが、今でも担当している関与先のうちホームページを開設しているところで受注その他の有効性について聞いてみると、多くのところで「まぁ、ボツボツやなぁ」と、あまり目立った効果はないとつれない返事が返ってきます。

 しかし2006年に入ってから、いろいろな情報(SEO・SEM対策や顧客獲得方法など貴重なノウハウ)が入ってきたので、当事務所でも希望を持って取り組んでいるところです。今やこれまでのインターネットにおいての常識が非常識になってきているのが実感しているところです。その具体例としては言われていることは、

1) ホームページからの顧客は優良顧客が多い
2) デザインの優れたホームページを作れば検索サイトからは検索結果に反映されにくくなる
3) 文字情報はたくさん書いても、その内容に興味がある訪問者であれば隅々まで読む

考えてみると商売をはじめるにあたって物理的な店舗を構える場合、人のいない山のてっぺんに店を構えてもお客さんは来てくれません。

誰もが、できる限り人口密度のある人通りの多いところに店を構えたいと思うのが普通の考えではないでしょうか。

インターネットの社会でも同様のことが言えるのです。単にホームページを開設したからといって作っただけでは、ただスタートラインに立っただけのことなのです。

ただ言えることは、物理的にホームページを都会のド真ん中で持とうがド田舎で持とうがどこで持っても条件面においては、スタートラインはまったく同じであるということ。都会と田舎では、この時点で格差はありません。

問題は、いかに人通りの多い<zームページにするかということになりますが、そのためには的を絞ったSEO・SEM対策をしっかり施したホームページでなければならないということで既報の通りです。

いくらデザインがきれいで国宝級であったとしても、田舎のド真ん中にあったのでは誰も見てくれません。

しかも困った現実があって、きれいなホームページを作らないと依頼者が納得しないとばかりに多くのホームページ作成業者はデザイン重視のものを作っていますし、SEO・SEM対策を業としている業者にしても単にSEO対策のためのSEO対策をしているようで、本当の意味でお客様のためになっているかは別のところにあるようです。

たとえば担当先で毎月ウン万円の費用を支払って一任しているにも関わらず、主力商品分類名で検索してもYahooで表示されたのは2ページ目ですし、Googleなどの検索結果では影も形もありませんでした。

これら業者には、マーケティングの考えがないのでどうしてもデザイン重視にならざるを得ないし、依頼者も業者にほとんど丸投げしてしまうので、そこで商品やサービスの提供者と潜在的な将来のお客様との関係が見失われていってしまうのです。

ホームページ作成業者やSEO・SEM対策業者はマーケティング業者ではないので、ホームページの作成やSEO・SEM対策をするときは、外部に依頼するのであればこの点で注意が必要です。

ホームページを作れば、レンタルサーバー業者などと契約することになると思いますが、そこでアクセスログ(テキストデータ)といって、アクセスされた日時や曜日、ホスト名、アクセス経路、検索サイトで使用されたキーワード、ブックマークへの追加、OS、ブラウザなどのデータ(業者により多少異なる)を取得することができますので、すでにホームページを持たれている方は、一度分析してみてはいかがでしょうか。

アクセスログ解析のためのお薦めのフリーソフトウエアをご紹介しておきます。ソフト名はApacheLogViewer。ダウンロードは次のサイトで行えます。→ http://home.ns01.info/circle/  

ほかには、Analogという解析ソフトも一般的に使用されていますが、本当のところはこっちの方がメジャーかもしれません。

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