当方は本業以外にもささやかながら中国ビジネスに携わ っております。
一般の情報では手に入らないネタが沢山 ありますので、少しずつ紹介していきたいと思います。
中国政府の晩婚政策にもかかわらず、最近は都市部においては結婚年齢は若くなっていく傾向があるようです。
もうすぐ結婚式をする上海の外資系ホテルに勤務する知り合いの中国女性は22歳、結婚相手の同じホテルに勤務する男性は26歳です
中国においては結婚式は年々派手になってきています。
彼女の場合は結婚式の費用は10万元(約130万円)、彼女の毎月の給料は1,000元(約1万3千円)、男性の毎月の給料は2,000元(約2万6千円)、一般の企業に勤務する人よりは給料は多いといっても、月収の100ヶ月分、日本の感覚からいえば約1,000万円の結婚式費用となります。
これは中国人の見栄っ張りの性格のあらわれでしょう。
中国人も日本ほどでもないようですが結婚式は吉日を選んで日取りを決める場合があります。
これは中国語の8の発音(バー)が財をなすという意味の中国語の発財(ファーザイ)のファーという発音に似ているからです。
新婚旅行については海外旅行が自由にできないため、北京、上海といった場所が人気があります。
なお不便なことに中国においてはたとえ夫婦であっても結婚証明証がなければ同じ部屋に投宿することが出来ません。
同部屋に異性と投宿する場合は片方の相手が中国人である場合にはヒルトンやシェラトンといった外資系のホテルにおいても必ず結婚証明証の提示を求められます(外国人同士の場合は全く関係なし)。
従って中国の夫婦は旅行する時には身分証明書(中国人は常時、携帯する義務がある)と証明証を携帯している必要があります。
最近は地方の女性は都市の男性との結婚をしたがる傾向があります。
また、大都市(特に上海)の女性は外国人の男性(上海では日本人が一番人気)との結婚を望む人の数が増えて来ています。
先日も日本人男性と上海の旅行社に勤める中国女性との結婚式の披露パーティに出席した中国人の話では、パーティの最中に新郎の日本人が酔っぱらって自分の服を1枚1枚脱ぎ始めパンツ1枚になってしまったり、ウエディングケーキに自ら顔を突っ込んでしまったりと、滅茶苦茶の結婚披露パーティになってしまったと言うことです。
新婦の中国人の両親のいる結婚式でこのような醜態をさらしたという事はいくら酒を飲み過ぎた(一般に中国では酒の上のことだからというのは許されない)とはいえ、多くの問題を残したようでした。
出席した中国人はどうしてこんな日本人と結婚する気になったのか理解に苦しむといっておりました。
次回は中国でも増加しつある「中国人の不倫」という話題を紹介いたします。
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