第2回目の中国おもしろ情報は少々不真面目ながら誰もが興味を持っている話題「不倫」をとりあげます。
最近の中国では経済開放とともに精神面でも開放(?)が進み、都市部においては男女間の考えかたも欧米、日本に近づいてきており、不倫や浮気が増えつつあります。
なお、中国語で不倫の事は婚外恋(フンワイリエン)といい、不倫の相手のことは最近の言葉で第三者(ディーサンジョウ)といいます。 本来は日本語と同じ意味ですが、新しい不倫という意味が加わったようです。
台湾の男性が中国大陸につくった不倫相手は大陸妹(ダールーメイ)と呼ばれます。
かつて台湾の新聞が中国に長期滞在している台湾男性の半数以上が大陸に妹(大陸妹)をもって不倫(浮気)していると報じたことがあり、この記事を読んだ台湾の奥さん連中が大陸の旦那にいっせいに不倫確認の電話をしたために一時的に中国大陸の国際電話がマヒしたという噂が出たことありました。
中国大陸と台湾は政治的には対立しているようでも経済、民間レベルでの交流は想像以上に行われています。
まず最初に大陸妹(ダールーメイ)の不倫の実例を紹介します。
風光明媚な観光都市のK市に住む離婚歴のあるA子さん(30歳)は、ホテルの売店に勤務していた時に台湾人で旅行社を経営するB氏(60歳)と知り合い、B氏がたびたび仕事でK市を訪れるうちに不倫関係になってしまった。
B氏は日本円で約300万円で一軒の家を買い取り、A子さん名義にして住まわせた。
B氏はK市滞在中はこの家に泊まり込んで不倫生活を楽しんでいたが、ある時B氏の台湾人の友達がこの不倫の事を知ってB氏の奥さんに告げ口した。
最終的な話し合いの結果、B氏の奥さんも一緒に住むことになった。
次は婚外恋(フンワイリエン)=不倫の実例です。
地方都市から出てきて中国最大の都市P市で働いていたD子さん(23歳)は同郷の女性2名と共に新しい仕事を求めて、中国北部の大都市P市に移住。
ホテルの売店に職を見つけ働いているうちに旅行社に勤める既婚者のE氏(33歳)と知り合い不倫関係におちいった。
E氏は奥さんと別居中だったために同棲生活を始めた。 ところが、かつてのS市のボーイフレンド(23歳)がこの不倫関係を知り、P市に来てD子さんに復縁をせまった。
D子さんに拒絶された元ボーイフレンドは悲観のあまりD子さんの目の前で手首を切って自殺を図ったがすぐに病院に運んだために大した事にならずにすんだ。
このカップルはE氏の離婚がもうすぐ成立するのでめでたく結婚できるようになるそうです。
*P市に行った時にE氏のコネで2度ほど一流ホテルに40%引きで泊まることが出来た。彼は日本語ペラペラ。
続いてはS市在住の知り合いの中国人男性の妹(26歳)から直接聞いた話。
彼女はこれまで3回もS市の中国人から愛人契約(不倫契約)を持ちかけられたそうな。 S市のような大都市では個人で商売を始めてそこそこの金持ちが増えてきたのでこんな愛人契約(不倫契約)もでてくるようになったようです。
*彼女は日本人的な顔をしたきれいな女性です。中国語で「きれい」は漂亮(ピャオリャン)。
あと2例を簡単に挙げて終わりとします。
中国人のボーイフレンドがいながら最近、台湾人のボーイフレンドを作って適当に浮気している発展型の中国人の女性(25歳)。
もちろん、中国人のボーイフレンドはこの台湾人の浮気相手存在に気が付いていない。
*彼女には2回会ったことがあるが、色は少し黒いがスタイル抜群の女性。「スタイル抜群」は中国語で身材苗条(シェンザイミャオチャオ)。
勤務先のみやげ物店の社長に自ら接近して不倫の結果、子供まで生んでしまって、そのため、社長の奥さんを別居に追いやってしまったK市の女性(30歳)。
今ではこの店の共同経営者としてらつ腕をふるっている。
以上の話はすべて実際に見聞した中国人の不倫、浮気に関する実話です。
男女の愛情表現を中国語で覚えたいかたは以下の本が参考になります。
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